どうも、コケツです。
GW最後の連休に釣りに行こうかと思ったけど、
天気悪くて行けずネットで調べ物していたとき、
ふと
『異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択』
という鹿児島大学水産学部の論文を見つけたので、読んでみました。
実験の結果としては、こう記述されてました。
スズキが選択する擬餌の色は、背景色によって異なり、
選択に際してはコントラストが重要であると言える。
[岡本、川村、田中, 『異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択』, (鹿児島大学水産学部, 2000), 453-454]
そもそもどういう実験かをざっくりいいますと、
『事前にオキアミで餌付けしているシーバスの居る水槽に対し、
水槽の背景色を白、赤、緑、青のいずれかにして、
擬餌を5色(白、赤、緑、青、透明)を同時に投入し観察した。』
というでした。
その実験結果の詳細は、省略しますがざっくりした結果としては
『背景が白では、緑の擬餌が食いつきが良く、背景が赤及び青では
透明および白の擬餌の食いつきが良かった」
ということでした。
コケツ的な解釈としては、
「ルアーの色自体に、シーバスの好みとかはなくて、
その時の水質(色とか)でシルエットが、はっきりする色を選択すると反応が良い」
っていうことになるんだろうなぁ
でもこれってセオリー通りだったわけで、
書籍にも書いてある情報と一致しますよね。
濁ったら目立つ色を使え!とか
セオリー(暗黙)的なことが、実験で裏付けされると
色選びにも自信持つようになるかもしれないですね!!
(だからと言って、釣果には責任持てません!自然相手ですので!)

これでまた一つ釣りのレベルがあがった!!
(気がする)
めざせ!科学釣り人!(?)
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
それでは楽しい釣り人生を ではまた
★引用文献★
岡本一、川村軍蔵、田中淑人
鹿児島大学水産学部 2000
※コケツの誤った解釈があったら、すみません。
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